夏の終わりから空気がひんやりとし始めると、メイクも一気に秋モードへシフトしたくなります。深みのあるカラーや、温度を感じる色合いを取り入れることで、ファッションとも調和した大人の表情を作ることができます。今シーズンの秋メイクは、肌の質感、目元の陰影、そしてリップの色温度をうまく操ることがキーワード。この記事では、秋メイクのトレンドを押さえつつ、誰でも取り入れやすいテクニックと、人気のコスメをまとめてご紹介します。秋ならではの色気と落ち着きを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
秋メイクのトレンドを押さえる3つのキーワード
今年の秋メイクは「深み」「陰影」「くすみ感」がキーワード。夏のフレッシュさから一歩進み、落ち着きや余韻を感じさせる仕上がりが主流となっています。同じパーツでも色や質感を変えるだけで、ぐっと季節感のある顔に仕上がるのが秋メイクの面白さです。
1. 深みのあるアースカラー
テラコッタ、ブリックレッド、カーキ、モカブラウンなど、土や葉、煉瓦を思わせるアースカラーがメイク全体を引き締める存在に。アイシャドウだけでなく、リップやチークでも秋らしさを引き立てる頼れる色です。彩度を抑えたくすみカラーを選ぶと、大人の落ち着きが宿ります。
2. マットとツヤの質感コントラスト
秋メイクで重要なのは質感のメリハリ。アイシャドウやリップにマットを使う場合は、肌をツヤっぽく仕上げる、もしくはハイライトをポイントで効かせると、立体感のある奥行きが生まれます。逆にリップをグロッシーにする場合は、目元はマットでまとめると統一感が出ます。
3. 抜け感のある淡色グラデーション
濃い色だけで仕上げず、淡色のシャドウでぼかしてグラデーションを作ることで、目元に軽さと洗練感が宿ります。締め色は最後に少しだけ、というバランスが大人っぽい印象を導きます。深みカラーを単色で塗るよりも、淡色を土台にすることで色の重さがやわらぎ、こなれた目元に仕上がります。
秋のベースメイクは「血色」と「ツヤ」がカギ
気温が下がってくると、肌のトーンや質感もどこか沈んで見えがち。秋のベースメイクは、血色感を意識して仕上げるのがポイントです。ファンデーションは、肌になじむオークル系を選び、首との色差が出ないようにフィットさせるのがコツです。
下地にはピンク系やパール入りを取り入れることで、内側からじんわり温度を感じさせる仕上がりに。仕上げにツヤ感を出すパウダーを薄くのせれば、頬の高い位置だけが光るような立体的な印象を演出できます。マットすぎる肌は秋には少々重たく見えるため、セミマット〜セミツヤの質感を目指すのがおすすめ。乾燥が気になる季節でもあるので、保湿下地としっかりなじむ薄づきファンデの組み合わせが頼りになります。
アイメイクは「色」と「陰影」で奥行きを
秋のアイメイクは、夏に活躍していたパステルやラベンダー系から、ブラウン・テラコッタ・カーキといった深みカラーへとシフト。色を重ねることで作る陰影が、自然と目元を大きく見せてくれます。ここでは、秋メイクで頼りになる人気のアイシャドウをご紹介します。
キャンメイク パーフェクトマルチアイズ 03 アンティークテラコッタ
プチプラながら本格的な仕上がりが叶うことで人気の5色パレット。赤みを帯びたブラウン系で構成されており、アイシャドウだけでなくアイブロウやアイライナーとしても使える優れもの。落ち着いたマットの仕上がりが、秋らしい温度感を引き立てます。少しずつ重ねていくことで、深みのあるグラデーションが完成。アイメイクを洗練された大人の表情に仕上げたい方にぴったりです。1パレットで秋メイクが完成する手軽さも、忙しい毎日の味方になります。
マジョリカ マジョルカ シャドーカスタマイズ BR331
単色アイシャドウとして長年愛されている人気アイテム。BR331は落ち着いたオレンジブラウンで、まぶたにのせた瞬間にじんわりと血色を加えてくれます。指でぽんぽんとのせるだけで、ナチュラルでこなれた目元に。秋のシンプルメイクをワンランク上の仕上がりに変えてくれる頼れる存在です。他の単色シャドウと組み合わせて自分だけのオリジナルパレットを作るのも楽しみ方のひとつ。
SUQQU シグニチャー カラー アイズ
洗練された4色パレットで、独自の質感が魅力のラグジュアリーブランドの代表アイシャドウ。秋向けには、深みのあるレッドブラウンやモカ系のセットがおすすめ。重ねることで生まれる立体的なグラデーションが、品のある華やかさを演出します。大人の余裕を感じさせたい方の必携アイテム。質感の異なる4色がひとつのパレットにそろっているので、これひとつでマットからツヤまで自在に表現できます。
コスメデコルテ スキンシャドウ デザイニング パレット
肌になじむベージュブラウンを集めた、上品な美しさを引き出すパレット。陰影をしっかり描きながらも、決して重たくならない絶妙なカラー設計が特徴です。ナチュラルでありながら、目元に深みと立体感をプラスしてくれるため、オフィスシーンや上品な秋コーデにぴったり。重ねるほどに陰影が深まり、彫刻のような立体的な目元を演出してくれます。
チークは「温度感」のあるカラーを選ぶ
秋のチークは、肌に内側から温度を加える役割。テラコッタ、ブリック、サーモン、コーラルブラウンなど、深みのある暖色系がおすすめです。頬の高い位置よりも、やや下めに入れることで大人っぽさが際立ちます。チークの量を控えめにし、輪郭を意識せずふんわりとぼかすのが旬の入れ方です。
セザンヌ ナチュラル チークN
豊富なカラー展開と高コスパが魅力のチーク。秋に人気なのは、ベージュ系やブラウン寄りのオレンジ。粉飛びしにくくしっとりとした質感で、肌に自然になじむ発色が特徴です。ふんわりとブラシでのせることで、自然と血色感のある仕上がりが叶います。1色持っておけば毎日のメイクに頼れる、ロングセラーのアイテムです。
エチュード プレイ カラー ブラッシュ
秋らしい深みのあるテラコッタ系チークが揃うアイテム。マットな質感が肌になじみ、頬の中心にぽつんとのせるだけで一気に大人顔へ。複数色をミックスして使えば、自分だけのオリジナルな血色を作ることもできます。一面のシングルから、グラデーションになったタイプまでバリエーションが豊富で、その日の気分に合わせて選べるのも魅力です。
リップは「深み×温度感」の組み合わせで秋顔に
秋メイクの主役と言えば、やっぱりリップ。ボルドー、ブラウンレッド、ブリックレッド、ベージュブラウンなど、深みのある色が映える季節です。マット仕上げにすればこなれ感が、グロッシーに仕上げれば大人のしっとりした色気が表現できます。1本で印象を変えてくれるので、秋にこそ新色を取り入れたいパーツです。
ロムアンド ジューシー ラスティング ティント
みずみずしい仕上がりと色持ちの良さが両立する人気のリップティント。秋向けにはモカブラウンやレッドブラウン系がおすすめ。重ね塗りすることで深みを調整でき、自分の肌になじむ濃度に仕上げられるのが魅力です。果汁感のあるツヤ仕上げが、深みカラーに重さを感じさせない仕上がりを作ってくれます。
オペラ リップティント N
素のような自然な仕上がりが人気のティントリップ。秋に映えるのは、ブラウン系のヌードカラーやレッドブラウン。透け感のあるツヤ仕上げが、深みカラーに重たさを感じさせず、大人っぽくも軽やかな印象に仕上がります。1本で美容オイル配合のうるおい感も楽しめるので、乾燥が気になる秋冬にも心強い相棒です。
ケイト リップモンスター
マスクや食事でも色が落ちにくいタフ設計が話題のリップ。深みのあるバーガンディや赤茶系のカラーは、秋のコーデにぴったりの仕上がりに。1本でしっかりと存在感のあるリップを完成させたい方にぴったりです。秋らしい唇に仕上がる限定色やシーズンごとの新色も豊富で、コレクション感覚で揃えるのも楽しいアイテム。
パーソナルカラー別の秋メイク選び
秋メイクを楽しむうえで、自分のパーソナルカラーを意識すると、より洗練された印象に近づけます。それぞれのタイプに似合う色を取り入れることで、仕上がりに上品さが宿ります。
イエベ秋タイプ
テラコッタ、モカ、カーキ、ブラウンレッドなど、温かみと深みを兼ね備えたカラーがよく似合います。マット質感を取り入れて、シックで落ち着いた大人の表情に仕上げるのがおすすめです。
ブルベ冬タイプ
ボルドー、ワインレッド、グレージュなど、青みを感じる深みカラーがマッチ。鮮やかな赤リップを差し色に使えば、秋らしいモードな印象を作れます。コントラストの強いメイクが映えるタイプです。
イエベ春タイプ
明るめのコーラルブラウンや、ピーチ寄りのオレンジを取り入れると、秋らしさを保ちつつ顔全体が明るく仕上がります。ツヤ感をプラスして抜け感を出すのがポイントです。
ブルベ夏タイプ
くすみピンクやモーヴ、ローズブラウンなど、ソフトで上品な色合いがフィット。淡いトーンを重ねることで奥行きを作るのがおすすめ。ベルベットのようなマットさよりも、ほのかなツヤを残した仕上がりが似合います。
仕上がりを左右する小さなコツ
秋メイクをきれいに仕上げるためには、いくつかの小さなコツを押さえておくのが大切です。
1. ベースメイクは薄づきで重ねる。秋は乾燥が気になり始める季節。ファンデーションを厚塗りせず、保湿下地でしっかり肌を整えてから、薄くのせましょう。気になる部分だけにコンシーラーを重ねるとナチュラルに仕上がります。
2. アイメイクは色数より質感で勝負。深みカラーを使う場合、マット中心で仕上げて部分的にラメをのせると、品のある華やかさが完成します。涙袋の中央や黒目の上にだけラメをのせると、秋らしい上品な煌めきが宿ります。
3. リップは縁取りでぼかすのが旬。あえてアウトラインをくっきり描かず、指で軽くぼかすことで、こなれた大人っぽい仕上がりに。深みカラーほど、ぼかすことで重さが取れます。
4. ハイライトは控えめに。秋は艶を抑えめに、頬の高い位置や鼻先などポイントだけに使うことで、上品な立体感が生まれます。ラメ感の強いハイライトより、繊細なパールタイプを選ぶのが今っぽい仕上がりへの近道です。
秋ファッションと相性のいいメイク
秋のファッションは、ニット、ツイード、ダークトーンのアウターなど、深みのあるアイテムが主役。メイクの色味とファッションの色味を揃えると、全体に統一感が出ておしゃれ度が一気に上がります。
例えば、ブラウンのコートには赤茶系のリップやテラコッタアイ、ボルドーのニットにはワイン系のリップを合わせるなど、リンクコーデを意識すると、メイクが浮かずに洗練された印象に。アクセサリーもゴールド系を取り入れると、暖色メイクとよくなじみます。手元のネイルも秋色にそろえれば、トータルコーディネートが完成し、季節感をしっかり楽しむことができます。
まとめ
秋メイクは、深みのあるカラーと質感のメリハリを取り入れることで、誰でも一段上の大人っぽい仕上がりを楽しめる季節です。テラコッタやブラウン、ボルドーといった暖色系を中心に、ベース・アイ・チーク・リップそれぞれに少しずつ秋らしさを忍ばせていくのがコツ。今年の秋は、いつものメイクポーチにひとつ深みカラーをプラスして、季節と一緒にメイクを更新してみてはいかがでしょうか。
秋メイクで魅せる!深みカラーで叶える大人の旬顔テクニックをまとめました
秋メイクは、深みカラー、マットとツヤの質感コントラスト、暖色系のアースカラーがキーワードです。アイシャドウはテラコッタやブラウン、リップはボルドーやレッドブラウン、チークはサーモンやブリックを取り入れると、ファッションとも調和した大人っぽい表情に仕上がります。プチプラからデパコスまで、自分のお気に入りを見つけて、季節の変わり目を楽しんでください。秋ならではの落ち着いたカラーで、いつもとは違う表情を引き出してみましょう。










